最終話 僕と彼女が選んだ道~離婚して辛いあなたへ~

アイーン伊勢谷の結婚破綻録

結婚7年目、
ついに離婚を決断しました。

最後の1年間は
ほぼ会話もなく、
家は文字通り荒れ果てましたが、

不思議なもので
「離婚」を両者同意してから
仲の良い日々が戻ってきました。

元妻は、
2人で住んでいた一戸建てから、
新居に引っ越したのですが、
そこは、別の男性の家。

さすがのコミュ力を
発揮していましたね。(笑)

元妻から聞いた話だと、
その男性は元妻のことが好き。
元妻はその男性を別に好きではない。

が、住ませてくれるなら
あらゆる費用がかからず
ありがたい!

という事で、
住むことになったようです。
(僕と財産は分けた上で、ですよ)

ある時、元妻が残していた数々の
衣類やら、ちょっとした家具やらを、
その男の家まで届けることになりまして。

その男の留守時に
車で運んだわけです。

引っ越してから
1ヶ月くらいは
経っていたでしょうか。

雲一つない
天気の良い日でしたね。

マンションに辿り着き、
元妻がやってきました。

なんとも新鮮な感覚でしたね。
険悪の極みだったのが
嘘のように
彼女は自然な笑顔でした。

僕と顔を合わせるなり
感情が溢れたようで

「キスしよ!」

真っすぐ見つめられて
唐突すぎるキスを
求められました。

正直に言うなら、
グラつきましたよ。(笑)

なぜなら、僕も内心、
彼女の顔を見た瞬間に
キスがしたいと思ったので。

2人が同じ思いだったワケです。

内心は、ね。

僕は、離婚する時点で
けじめを付けていましたから

「こらこら!
 そういう関係じゃないでしょ!」

笑顔でスルー。

でも、
いや、もしかすると・・・
「復縁」が少し、
脳裏をよぎったことは
否めません。

そこから更に3か月くらい
経過した頃、
元妻に食事に誘われました。

断る理由もなく
応じましたが、
どんな話をされるのかは
二択かな、と想像していました。

一つ目は「復縁したい」という話。

そして二つ目は・・・

結果、二つ目が当たっていましたね。

食事をしながら、
元妻は言いました。

「子供ができたの!」

まあ、予想していたので、
あまり驚かずに済みましたよ。

先にお伝えすると、
僕との間には子供はいません。

父親は、
同居している男でした。

ややこしいことに、
今も変わらず、情は無いらしい。

3か月前のある夜、
男のマンションで
飲んでいるうちに

僕への感情が爆発してしまって、
そんな中で男に誘われ、
一度だけベッドを共にしたとか。

なんというか。
とても彼女らしい・・・

彼女は言いました。

「夜中、電話したの覚えてる?」

「夜中?」

ああ、
思い出した。

3か月前、
深夜2時くらいに
元妻から電話が来ていた。

電話を取るや否や、
彼女は泣いていた。

同居の男に
ひどいことをされた。

というような
内容だったと思う。

その時、僕は、
彼女との歴史の中で、
最も声を荒げて怒りましたね。

それを僕に電話してきてどうする!
もう他人同士なんだよ!

そもそも、その男と住むことを
決めたのはあなただ!

住ませてもらってるのに
文句ばかり言わずに
少しは感謝したらどうだ!

そんな内容でした。

妄想ですが、結婚生活で
僕から心が離れていた頃も
こうやって別の男に
泣きついていたのだろう。

そんなことを想像し、
むしろ、その男にちょっと
同情した気がします。

僕の怒りが予想外だったのか、
電話の向こうの彼女は
沈黙しました。

本当に本気で
彼女に対して怒ったのは
この一回だけ。

最初で最後のことでした。

そしてこの夜、
彼女は身籠っていたんですね。

ただ、この夜、
電話をしてきて、
彼女が望んだことは
一体、何だったのだろう?

そう考えると、
少しの感傷が
無くはないんです。

もしかしたら、
彼女が望んだのは、
すぐに僕が車で駆けつけてくる
事だったのかもしれない。

そして、車に乗せて
「うちに帰ろう」と
言われることだったのかもしれない。

思い返すと、

結婚前に、複数の男に泥酔させられ
飲み屋のトイレから電話してきた時。

結婚2年目、
ターミナル駅のトイレで
酔い潰れていた時。

結婚4年目、
男にスマホを取られて
車から降ろされ、
コンビニから電話してきた時。

どのピンチにも
駆けつけたのは
僕だった。

僕は、もともと
彼女にとって
「父親代わり」として
選ばれた男だが、

もしかしたら
ナイトでも
あったのかもしれない。

そのうえで、
この夜も僕に
電話をかけてきたのだとしたら。

まあ、考えすぎですね。(笑)

てなことで、
身籠った報告を
受けた場面に戻りますが、

彼女は初めての子供に興奮して
充実した笑顔でしたね。

明確に
二人が生きる道を
分かつ瞬間でした。

その後についても
少し触れますと、

結局、元妻は
その男のマンションを出て
実家に帰りました。

養育費を受けるために
形のうえで、
一回、籍を入れたようですが、
絶対に籍を外したくない男と
大揉めに揉めた挙句、
調停離婚が成立。

(僕が言うのも何ですが、
 その男は全くモテる雰囲気では
 ありません)

バツ2、シングルマザーとして
実家の支援もありながら
子育てに奮闘しているようです。

「ようです」と曖昧なのは
実家に帰ったあたりを境に、
一切連絡を取っていません。

念のため、付け加えますが、
未練は残っていませんよ。

離婚後、
1年や2年は引きずった僕ですが、
その後は、
マインド面も恋愛面も
徹底的に鍛え直し、
働き方も含めて、
人生をイチからリスタートして、
理想の人生を追及しています。

もし、離婚せずに
ずるずると関係を続けていたら、

愛の無い暮らし。

やり甲斐の無い仕事。

自由の無い生活。

そこから抜け出すことを諦めて、
ある意味、殉教者として
一生を終えていたでしょう。

きっと、この世を去る時、
後悔したに違いありません。

ですので、
敢えて言います。

離婚はポジティブ

これは間違いありません。

離婚して、
精神的に苦しい方も
いらっしゃると思います。

ですが、
離婚はポジティブです!

一度しかないと
思っていた人生を


もう一度、始めることが
できますから!

まあ、自分の失敗として言うなら
結婚している間も
出会いを作っていれば
もう少し早く
リスタートが切れたかなと。

結婚している間も
出会いを作り続けた
元妻とスタートダッシュの差が

ありすぎる!

いやあ、そこは
失敗でしたね。(笑)

人生は、何度だって
リスタートできます!

早ければ早いだけ
若い状態で!

そのことをお伝えして、
僕の『結婚破綻録』を
終了とさせていただきます。

お読みいただき、
本当にありがとうございます!

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